浮気をせずに

毎日、カレーと、あと甘い物を食べているためか、コレステロールが以上に高くなっています。
そのため毎日の運動が欠かせません。
しかし、足を捻挫してしまったため、今週はずっと休んでおります。
そんな訳でその時間を読書にあてております。前に読んだ本を読み返しているのですが
やはりいい本は何度読んでもいいものです。

森枝卓士さんというフォトジャーナリストの方がいらっしゃいます。フォトジャーナリストではあるのですが
食に関する本なども何冊もお書きになっていまして、特にカレーにつきましては
「カレー大王」と呼ばれているほどで、漫画にも登場しておられる方です。

森枝さんの本を読みますと、普通の料理本とは少し違うその視点にいつも、はっとさせられます。

先日、読みました「考える胃袋」という本の中に「途中で浮気せず食べ続ける意味」とありました。
そして、こう書かれていました。
「どこかに行ったらかならず、浮気しちゃだめですよね(中略)とにかくひたすら食べて回る。そうしていくと
その地域のスタンダードというのはだいたいこういうものであるというのが見えてくるし、そこから話は
始まると思うんですね。」

これって、どこかに行ったらではなく日常の仕事にも当てはまるのでは
ないかなと思いました。
料理を作るという仕事は
その食材を飽きるぐらい食べて、そして、その食材を使って飽きるぐらいに料理を
作り、その食材の本質を理解してからが
その料理人にとっての勝負ではないのでしょうか。

その時に外部からの刺激に頼らずに自分の内側から出てくる創造力を使ってその食材を
一段と進化させた料理というのは

珍しい素材を使うとか、どうにも合いそうにない素材同士を
組み合わせるとか、盛り付けを奇抜にしただけの料理などと比べれば
ずっと個性的な料理といえると思います。

例え、その料理が周りの人から見て何でもないような料理であってもです。

この話は料理だけにあてはまるというものでは
ないような気がします。
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# by fukui-curry | 2009-03-13 22:52

今度は

この頃、少しハードな運動をしますとすぐに何処かを
怪我をしてしまいます。

先日の顎に続いて今度は右足を捻挫してしまいました。
かなり痛いです。
昔は捻挫ぐらいなら一日休めば
何とかなったんですけど
今はとても無理です。

そろそろ
おとなしくしようかと
思います。
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# by fukui-curry | 2009-03-10 19:21 | ボクシング

手でやっています

私のところの仕事は大抵の事は手仕事でこなしています。機械と呼べるような物は、ケーキを作る時に
使いますハンドミキサー位の物ではないでしょうか。

前はタマネギをみじん切りにする時にフードプロセッサーを使っていましたが、今はもう止めました。
だからといって、手でみじん切りにしている訳ではありません。

私のところでは、タマネギは少し大きめに切って使っています。
切ったタマネギはきれいな水に少しさらします。
タマネギは収穫してから時間が経っている物もありますので
可哀想だから水につけてあげようと思ったのと、あくが抜けるかなと思ったからです。
それを、弱火でじっくりと炒めます。大きいので、時間はかなり掛かりますが。

人参もそんな感じで時間をかけて炒めてから、トマトを加えて煮込んでから使用します。

鶏肉は少し塩水に漬けて、臭みを抜いてから使います。このやり方のほうが
穏やかに鶏肉に味が付くように思います。

豚肉は一度、さっと湯通ししてから使います。こうすると、あくが抜けていいように思います。

料理人の方達と話をした時にこの話をすると、あまりにも面倒くさい仕事なので
皆さんびっくりします。

インターネットや本などで調べればもっと効率よく、美味しく出来るやり方も
わかるのかも知れませんが、レシピや調理手順、使う素材などは、自分で考えていけばいいと
思っています。

そんな訳で、かなり変わった商品が時折出てまいります。

今も、普通の方があまり使わない素材を使った御料理を御用意致しておりますので
興味のお有りの方は御連絡下さいませ。
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# by fukui-curry | 2009-03-09 19:06 | カレーレシピ

デビュー戦 3

その日に行われる興行は全て4回戦の試合でした。全部で16試合ありまして、体重が重い順に
試合を行っていきますのでLフライ級の私は15試合目でした。6時試合開始なので、本来なら
会場にはゆっくりと入ればいいのですが、その日は朝、検診が出来なかった為、4時に後楽園ホールに
入らなければなりませんでした。
検診はすぐに終りまして、選手はそれぞれどこかに消えていきました。
私は別に行くところもなかったので、そのまま、控え室に残っていました。私以外には
もう一人別のジムの選手が残っていたのですが、その選手はかなり厳つい人で、別に話しかける必要も
ないし、向こうも話しかけてこない為、2人でじっとしていました。

そのうちに、その選手のジムの選手が控え室にやってきました。
(その選手は後に日本タイトルを2階級制覇した人です。)数日前に私のいたジムの選手と試合を
したばかりで、そんな事を話したのがきっかけで話が弾んでそれぞれのジムであったことを大笑いを
しながら3人でずっと話してました。
それから数年後、その彼が日本チャンピョンになった時に、ボクサー仲間数人で
祝勝会をやったのですが、あの厳ついボクサーの正体を聞きびっくりした事がありました。

試合の事はほとんど覚えていません。
試合前にリング中央でレフリーに注意を聞いているときに「いい睨み合いだなー」と
声が掛かった事。
4ラウンドの始まる前のインターバルの時にくたくたで、セコンドから何を言われても
耳に入らないような状態の時に当時、ジムの先輩の為に指導に来ていましたある有名トレーナーの
方に右の耳元で大声で「ボーイ返事するの!!」と怒鳴られたのは覚えています・

覚えているのはそんな事ぐらいです。
あとから、試合の話を聞きますとなかなかの激闘だったという話でした。

試合は判定で勝つ事が出来ました。
これでまだ、ボクシングを続ける事が出来るなという事を
考えていたような気がします。
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# by fukui-curry | 2009-03-07 09:55 | ボクシング

デビュー戦 2

試合のチケットは苦労しながらも何とか売り切ることが出来ました。ただ、定価で販売していたわけでは
なく、かなり安い値段で販売をしていたので、手元に残った御金は微々たるものでした。

試合に向けての練習も、順調とはとても言えるものではありませんでした。
丁度同じ時期に私と同じ位の階級の先輩も試合が決まっていました。その先輩の対戦相手は
後に世界チャンピョンとなる、アマチュアから鳴り物入りでプロに転向した選手でした。

私の先輩もまたジムのスタッフもかなり気合が入っていました。
スパーリングもその先輩の練習スケジュールに合わせるという感じで行いまして
連日かなりハードなスパーリングが続きました。
そんな時にスパーリングで左目を負傷してしまいまして、試合前にスパーリングが出来なくなって
しまいました。
デビュー戦という事でかなり不安になりまして試合の二週間ぐらい前に当時私を指導してくれて
いましたトレーナーにその旨を話したところ、「お前は毎日走っていたから大丈夫だ」の一言で
した。
結局、試合前の一ヶ月で行いましたスパーリングは14ラウンド、一日2ラウンドで7日やっただけでしたが
スパーリングの回数が少ないという不安は試合前全然なかったです。


デビュー戦を控えた選手はとかく不安になります。私が指導していました地方のジムですと
練習生自体が少ない為に普段からスパーリングがあまり出来ないので、試合前は
その事についても不安を口にする選手が多かったですがそんな時はいつもこの話を
していました。
ただ、みんな信じていなかったですが。
 
そんなこんなで、デビュー戦当日を迎えました。
当時は今とは違いまして、計量は試合の日の朝に行いました。
私のいたジムでは、計量は当時のマネージャーの運転する車で行っていました。

計量は後楽園ホールで行います。普段ですと計量が終ってから
コミッションドクターの検診があるのですが、その日は急患が入った為に
検診は試合の前に行われる事になりました。そのような訳で食事はすぐに
取れる事となりました。


計量後は近くのビジネスホテルに移動して食事を取るのですが
私のいたジムでは計量後に飲むスープを会長の奥様が作ってくれていまして
それを飲んだら、満足してしまって、計量後の食事も、本に出てくるような感動的な
美味しさは無かったです。
今にして考えればそのスープは家庭用のスープの素に細かく刻んだ肉、野菜などが入った物だったのですがとても美味しい物でした。

多分、味にこだわりのある方なら、笑ってしまうようなスープかもしれませんが
身体にいいとか、悪いとか。美味しいとか、不味いとか。そういう次元の話には
関係なく、私には、心に残る思い出の味です。
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# by fukui-curry | 2009-03-05 10:48 | ボクシング